澳门网上博彩_澳门现金网-在线官网研究機構グローカル研究センターは、 東京経済大学を本年度で退官されます本橋哲也先生をお迎えして、研究会「シェイクスピア『ハムレット』におけるスポーツとジェンダー」 を開催します。ぜひご参加頂けましたら幸いです。

日時　2025年3月6日（木）　15:30～18:00
場所　澳门网上博彩_澳门现金网-在线官网9号館１階　グローバルラウンジ (〒157-8511 東京都世田谷区成城6-1-20) 　澳门网上博彩_澳门现金网-在线官网へのアクセス
参加無料?事前申し込み不要

講演者：本橋哲也先生（東京経済大学）
応答者：田中東子先生（東京大学／澳门网上博彩_澳门现金网-在线官网研究機構スポーツとジェンダー平等国際研究センター）、高原太一（澳门网上博彩_澳门现金网-在线官网研究機構グローカル研究センター）

講演概要：
　スポーツとジェンダーをめぐる文化の力学を考える一つの補助線として、とくに西洋的近代世界を成り立たせてきた人種と階級と性差によるインターセクショナルな差別構造に基づくスポーツの資本主義的領有を発想の軸に、近代世界の文化的力学を考えるための多くのきっかけを与えてくれるシェイクスピア演劇を題材としながら、スポーツとジェンダーの関係を考えてみたい。

　具体的には、映画『ミリオンダラーベイビー』におけるスポーツとジェンダーの関係を切り口に、『ハムレット』における演劇とスポーツの身体の相動性を、英国放送協会制作のビデオ映像を参照しながら、検討する。

　『ハムレット』という近代の端境期に生まれた演劇には、スポーツと演劇とが他者の排除ではなく歓待の精神に依拠した協働性によって、ありえたかもしれないオルタナティブな近代が発現する可能性が示唆されているからである。