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2025.01.29
2024年10月17日(木)および11月28日(木)に、株式会社セブン-イレブン?ジャパンのご協力のもと、本学の課外活動団体であるエシカル研究会の主催(学生部?キャリアセンター共催)により、「みらいアイデア創造ワークショップ」を開催しました。
エシカル研究会は、地球環境や社会問題に取り組む課外活動団体で、これまで、学食でのプラントベースフードの企画?販売、企業と連携してのコンポストによる循環型社会の計画、狛江市でのアップサイクルワークショップ、学食から出る生ごみや廃油のリサイクル活動など、精力的に活動を行っています。
この度は、安心で豊かな地域社会の実現に向けて、「明日の笑顔を共に創る」というコーポレートメッセージを掲げ、多くのサステナブルな取り組みを先進的におこなっているセブン-イレブン?ジャパンのご協力を得て、本学学生が社会?環境問題解決のアイデアを提案する「みらいアイデア創造ワークショップ」の開催が実現しました。
本ワークショップは、全2回の構成となっており、第1回(10月17日)は、セブン-イレブン?ジャパン サステナビリティ推進室 総括マネジャーの吉田 希美枝氏、商品本部 次世代商品開発 シニアマーチャンダイザーの赤松 稔也氏、企画本部 みらい事業創造部 新規事業開発 副総括マネジャーの大嶋 健一氏から、それぞれセブン-イレブン?ジャパンの取り組みについてご講演をいただいた後、学生たちはグループに分かれて、アイデア提案に向けたディスカッションを社員の方々を交えて行いました。
第1回のワークショップでのディスカッションの様子
※第1回のワークショップの後、学生たちはチームに分かれて各々検討作業に入りました。こうした各チームでの活動のほかに、毎週1回は全体ミーティングを開催し、チーム間での意見交換なども行いました。また、実現可能なアイデアに仕上げるため、11月11日(月)および14日(木)には、オンラインで中間セッションも行いました。中間セッションでは、学生のアイデアに対し、セブン-イレブン?ジャパンの社員の方々からフィードバックをもらったことで、アイデアが徐々にブラッシュアップされ、最終プレゼンテーションに向けて一段ギアが上がりました。
第2回(11月28日)では、セブン-イレブン?ジャパンの社員の方々(8名)に加え、セブン‐イレブンのお弁当やおにぎり、惣菜やサンドイッチ等を製造している株式会社武蔵野の社員の方々(2名)にご参加いただき、冒頭でおにぎりの食べ比べ体験をおこなって頂きました。学生たちは、通常の「ツナマヨネーズおにぎり」と、黄エンドウ豆由来の原料と通常のツナを使用した「みらいデリおにぎりツナマヨネーズ」※を食べ比べましたが(パッケージを同じにし、見た目では分からないものを準備して頂きました)、「普通のツナマヨおにぎりよりも美味しい!」「さっぱりしていて、プラントベースおにぎりの方が好き!」などの感想や意見が出てきました。
その後、いよいよ、5つのチームから、最終プレゼンテーションが行われました。
プレゼンテーションを終えた後には、セブン-イレブン?ジャパンおよび武蔵野の社員の方々から、講評と熱のこもったアドバイス等をいただき、学生たちにとって意義深い学びの場となりました。
※現在は取り扱いを終了
おにぎりの食べ比べの様子
各チームによるプレゼンテーション
<チーム1 Arise>
「Floret~生理用ナプキンの常識を変えてもっとポジティブに~」
(チームからのひとこと)
私たちが日頃抱いている社会課題への問題意識を、第一線で活躍されているセブン‐イレブンの社員の皆さまに向けてアイデアとして発表できたことは、非常に貴重な経験でした。数ヶ月にわたるプログラムを通じて、社員の皆さまから実践的で具体的なアドバイスを数多くいただき、大きな学びを得ることができました。この機会を通じて、私たちの考え方をさらに深めるとともに、社会課題解決に向けた視野を広げることができたと感じています。
<チーム2 ES?2>
「学生発信で全国へ!若者がつなぐSDGsの未来」
(チームからのひとこと)
SDGs?サステナブルに対する「取り組み方」への考え方が変わりました。「元々あまりSDGsに関心のない人々に自然と関心を持ってもらうには、どうしたら良いのか?」「自分達の意思が一方的にならない取り組み方は何なのか?」と、今まで漠然と悩んでいた『意欲向上』への課題を明確にし、熟慮することができました。
<チーム3 ボードゲーム同好会>
「みらいデリの魅力発信プラン?セブンカフェ新サービス提案 」
(チームからのひとこと)
他のチームの発表やご講演を聞いて、SDGsのより細かい課題についてなど様々な事を学び、ワークショップを通じて、現代社会の直面する課題点を見つめ直すことができたと思います。
<チーム4 ポニーテール>
「ムスリム対応と新アイコン活用で広がるみらいデリの可能性」
(チームからのひとこと)
私たちのチームはムスリムをターゲットとし、ハラル対応の商品を視覚化すること、そしてみらいデリのマークの一色一色に意味を持たせるようなみらいデリのリメイクの2点を提案しました。企画を考える時に、実際にムスリムの方にインタビューしたり、セブン‐イレブンさんの理念である「みんなを笑顔に」を達成できるような企画を提案しました。
<チーム5 ナポレオン>
「SDGs目標達成を目的とした日本人向き新サービス提案」
(チームからのひとこと)
セブン‐イレブンさんによるご講演を聞き、SDGsの17の目標を達成するために企業としてどのような事業をしたら良いのか考えることができました。
プレゼンテーションを受けての講評の様子
講評後のアドバイス
ワークショップを終えての集合写真(杉本学長、セブン-イレブン?ジャパンおよび武蔵野の社員の皆さまと一緒に)