「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
中央アジア、東アジア、日本の各地では、多彩な仏教絵画が生み出されました。各地の仏教絵画のいくつかを取り上げ、その図像を解釈することによって、それらを生み出した文化的な背景に思いをはせてみましょう。
<参考書>中野照男著『仏画の見かた — 描かれた仏たち』吉川弘文館 歴史文化ライブラリー110 本体1,700円+税
各回テーマ
(1) 中央アジア?キジル石窟の本生図 — その図像の根はどこにあるのか —
(2) 中国??口餓鬼図 — 餓鬼を本尊として拝んで得られるご利益 —
(3) 朝鮮?高麗時代の地蔵十王図 — 敦煌の地蔵十王図はその後如何に展開したか —
(4) 朝鮮?李朝時代の誕生絵 — ハングルの普及のために生まれた絵 —
(5) 日本?薬師十二神将像 — 儀軌(造形上のきまり)が先か造像が先か —
(6) 日本?二河白道図 — 善導のたとえを法然、親鸞、一遍はいかに活用したか —
講師紹介
専攻 : 東洋美術史、文化財保護、博物館学
福岡県生まれ。九州大学大学院博士課程中退。東京国立博物館、東京文化財研究所に勤務。東京文化財研究所による敦煌莫高窟壁画の保存修復共同研究、ユネスコのクムトラ石窟保存修復事業に参画。チベット仏教圏の宗教儀礼の調査にも参加。
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