「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
南方熊楠(1867-1941) が発表した300を超える数の英文論考は、彼にとって研究者としての自信の根拠となる重要なものだったが、没後30年は著作集にも収録されず、研究は立ち後れていた。まもなく全訳が刊行されるのを期に、英文論考の世界から見えてくる新しい南方熊楠像を考えたい。
<参考書>飯倉?田村他編訳『南方熊楠英文論考[ネイチャー]誌篇』集英社 5,880円(税込)
各回テーマ
(1) 『ネイチャー』誌初投稿まで 1880-1892
(2) ロンドンの東洋語り 1893-1897
(3) 日本へのまなざし 1898-1900
(4) 日本からの執筆活動1901-1912
(5) 円熟期の英文論考 1913-1925
(6) 南方熊楠にとっての英文論考
講師紹介
専攻 : 比較文学比較文化(近代日本美術史?文化史)平成12年にイギリス留学から帰国後、南方熊楠旧邸(和歌山県田辺市)での熊楠蔵書?資料調査に参加し、『南方熊楠邸蔵書目録』『同 資料目録』を編纂。編訳著書『南方熊楠英文論考[ネイチャー]誌篇』『南方熊楠とアジア』『南方熊楠大事典』等。
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