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2017年度 春夏講座
09) 日本の経営の歴史：江戸の商家から現代まで

講義内容

経営?経済を中心とした日本の歴史をお話します。江戸時代に出現した淀屋などの初期豪商や三井などの大商家の誕生から明治期の産業革命、二度の世界大戦、高度経済成長を経てバブル経済崩壊に至るまでの約400年間を概観します。写真等を交え、日本史や経済学?経営学などの基礎知識がなくとも容易に理解できるように努めます。

各回テーマ

(1) 江戸時代における商人の活躍：初期豪商の盛衰と都市大商家の誕生

(2) 日本の産業革命：資本主義社会の成立と近代産業?企業の勃興

(3) 財閥の誕生：既存商家（三井、住友）の財閥化と新興財閥（三菱、安田）の成立

(4) 大衆消費社会の夜明け：大正期の景気循環とビジネスチャンス、都市型産業の成立

(5) 統制経済と戦後復興：財閥から企業集団へ

(6) 高度経済成長からバブル経済崩壊までの道筋：なぜ高成長し、つまずいたのか

講師紹介

専攻：経営史、経営学、化学産業論
経済学部にて経営史を教えています。経営史の中でもとりわけ戦後の産業政策や重化学工業（化学や鉄鋼など）の歴史や現状を研究しています。現在は製造業全般に広く興味を持っています。著書は『日本の石油化学産業』、『日本の産業と企業』（共編著）など。

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