「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
マリア=テレジアの長男ヨーゼフ二世の早すぎる死後、トスカナ大公として手腕を発揮した三男レオポルト二世がハプスブルク帝国を継いだのですが、彼もまたこの大変な時代に早世してしまいました。レオポルト二世には長男のフランツ二世より優秀な息子たちがいて、フランス皇帝ナポレオンとの戦いの時代を生き抜いたのです。ナポレオン失脚後はウィーン会議が開かれましたが、時代の流れを逆行させようとするウィーン体制とハプスブルク家の大公たちはどう関わったか、考えてみたいと思います。
各回テーマ
(1) 最後の皇帝フランツ二世と最初の皇帝フランツ一世
(2) ナポレオンに一矢報いたカール大公
(3) シェーンブルン宮殿のナポレオン
(4) 会議は踊るウィーンの栄光
(5) 幻のドイツ帝国とヨーハン大公
(6) 皇帝はフランツかヨーゼフか?
講師紹介
専攻:ハプスブルク帝国崩壊後のウィーンの文化
ハイネの『ローレライ』の歌に誘われてドイツ文学の世界に迷い込み、「人は努力するかぎり迷うものだ」というゲーテの『ファウスト』の神の台詞に励まされ、カフカの迷宮を彷徨したあと、ウィーンに暮らす機会を得て、今日に到りました。
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