「成城 学びの森」コミュニティー?カレッジ
講義内容
本講義では、第一次世界大戦終結(1918年)から第二次世界大戦終結(1945年)までの日本?中国?ドイツの関係を講述します。1920年代から満洲事変期、日中戦争期、太平洋戦争期にかけて、ドイツの東アジア政策は揺れ動きました。日中戦争をめぐる国際関係は、ドイツの動向に注目することで、よりよく理解できるでしょう。
<参考書>
田嶋信雄著『ナチス?ドイツと中国国民政府 1933-1937』東京大学出版会 4,500円+税
※参考書は、講義を聴く上ではとくに必要ありません。講義以上の学術情報を得たいという方のみ御覧下さい。
各回テーマ
(1) 序論 1920年代のドイツ?日本?中国
(2) 孫文?蔣介石の「中独ソ三国連合」構想と中国国民党の「連ソ容共」路線
(3) 中独条約(1936年4月)の成立と中国重工業建設3カ年計画
(4) 日中戦争の勃発と「防共協定強化交渉」
(5) 独ソ不可侵条約と日独伊三国同盟
(6) 欧州戦争?太平洋戦争と中独関係
講師紹介
専攻:国際政治史?比較政治学
著書:『ナチズム外交と「満洲国」』千倉書房 1992年。『日本陸軍の対ソ謀略』吉川弘文館 2017年。『日独関係史 1890-1945』東京大学出版会、2008年(工藤章と共編著)。『国際関係のなかの日中戦争』慶應義塾大学出版会、2011年(西村成雄?石島紀之と共編著)。『ドイツと東アジア 1890-1945』東京大学出版会、2017年(工藤章と共編著)。
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