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2019年度 春夏講座
12) 等身大でみる日本の中小企業

講義内容

中小企業は、企業数の99％超、就業者の約7割をも占めながら、数の多さと幅広さゆえ把握は容易でありません。日本経済の支え役なのか、経済成長の足を引っ張る部門なのか、基本的な性格すら曖昧です。本講義では、日本の中小企業を経済全体の視点からとらえ、現状と課題を解説します。

＜参考書＞
後藤康雄著『中小企業のマクロ?パフォーマンス』日本経済新聞出版社　本体5,200円＋税

各回テーマ

(1) 中小企業とは何か－概念の説明と経済学的理解

(2) 経済に占める中小企業のウエイト

(3) 経済成長と中小企業

(4) 中小企業の新陳代謝－参入、退出の視点

(5) なぜ中小企業は資金繰りが厳しいのか－現状と課題

(6) 中小企業政策の現状と課題

講師紹介

専攻：金融論、経済学、産業政策
1964年生まれ。京大経済卒、京大博士。日本銀行、三菱総合研究所（チーフエコノミストなど）、京大経済学部（特定准教授）、経済産業研究所（上席研究員）を経て、2017年4月より現職。主著『中小企業のマクロ?パフォーマンス』（エコノミスト賞受賞）。

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