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2024.07.18
7月6日(土)13:00~15:00に、データサイエンス教育研究センター主催?法学部後援の研究講演会「法学と人工知能の学際領域:「人工知能法学」の提案」をZoomによるオンラインで開催し、約50名の方にご参加いただきました。。
当日は小宮路雅博データサイエンス教育研究センター長の開会挨拶の後、佐藤健先生(国立情報学研究所 名誉教授/ROIS-DS 人工知能法学研究支援センター長)による講演が行われ、その後佐藤先生と町村泰貴先生(澳门网上博彩_澳门现金网-在线官网法学部教授)による討論会が行われました。
佐藤先生から「法学と人工知能の学際領域:「人工知能法学」の提案」と題し、ChatGPTの仕組みや、それを用いて実際の司法試験を解かせた場合どのような問題点があるか、そして佐藤先生らが開発されたPROREG(判決推論システム)についての説明がありました。後半の討論会では、AIが更に進展することにより、人間の裁判官による判断作用に代替する可能性があるか等、活発な議論が交わされました。
講演後、質疑応答の時間が設けられました。質疑の中では、PROREGはどのような場面で使用することを想定されているか等、今後の具体的な活用についての説明もありました。最後にデータサイエンス教育研究センター長から閉会の挨拶があり、盛況のうちに終了しました。
講演の様子